フーコック島のお寺や仏塔は興味深いです。特にユニークなものとしては、漁師の安全を守るティエン・ハウ(海の女神)を祀って建てられた、ディン・カウ(Dinh Cau)寺院です。一部が神社で一部が灯台となっています。ドゥオンドン川の河口にある岩の頂上には、ドゥオンドンの町、港、海を見渡す寺院、灯台、テラスがあります。
タイニンにあるホリシーテンプルと同じ建築スタイルで建てられたカオダイテンプルはフーコックでも印象的な観光スポットのひとつです。フーコックは、ゾロアスター教、ヒンズー教、ユダヤ教、仏教、道教、儒教、キリスト教、イスラム教をミックスした混合宗教であるカオダイ教発祥の地です。
スムオンパゴダは会計士から修道士になったグエンキムムオンによって1932年に建てられました。石段を60段登ると、厚さ3メートルの石の上に建てられたメインホールに到着します。この建物の後ろの小道に沿っていくとある、古いパゴタの1階からは壮大な眺めを楽しむことができます。